従来型建設方式の大別
(注文建築における主たる三方式)

製作 昭和建設(株)一級建築士事務所 



イ.三〜四者と契約の場合(三権分立とも例えられる)
  (各々が対等である事が望ましい)

発注者(又は注文主、又は建築主)がB及びCにそれぞれ発注する場合
(BとDは同一業者の場合が多い)

ロ.二者契約の場合(各々が対等である事が望ましい)
発注者が設計・監理・施工を一括して一業者と契約する場合

当社は、今日まで多くの建物を指名にてこの方式で一貫生産(設計施工)してきています。




ハ.主に行政機関が行っている契約の場合
  (主たる部門を部門ごとに発注する方法)

ニ.その他 

@イの変則型  ・・各々JV(複数社ジョイント)などにて
            契約する場合も有る。その他
Aロの変則型  ・・同上
Bハの変則型  ・・同上

C建て売り方式 ・・業者が建物を造ってから売りに出すなど
             建物を商品化販売する方法
             (一般の注文建築と異なる方法)
 


 以上が大別であるが、いずれも日本型の発注方式が確立されて来た。これからは、基本的に公正でオープンかつ、コスト減に配慮をする方向にあります。  
この方法がCM(コンストラクションマネージメント)による建設方法であります。
 上記の基本的な三パターンにはない建設方法が1960年頃より欧米で始まり、日本では1995年頃から注目され始め各地各会社がそれぞれ検討・実践をすすめていて、そろそろ思考錯誤の段階を脱する時期と思われます。
行政では、平成15年よりCM方式での責任施工体制の構築に向け、積極的に取り組んでいます。           
 従いまして、当社は昭和26年以来一貫して設計施工の二者契約(上記ロ)にて建設を手掛けて現在まできましたが、今後は従来のノウハウをいかしながらCM方式も取り入れて、お客様の満足度にお答えできるようにしたいと思います。
 

どうぞお気軽にお問い合わせください。

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